著
幸村 誠
ヴァイキング達が跋扈する11世紀北欧を舞台にトルフィンが本当の戦士を目指す物語。父親の仇を討つために過ごした幼少期、奴隷として農場で過ごした青年期を経てトルフィンはヴィンランドへの渡航を本格的に模索するようになる。北海最強の武力集団・ヨーム戦士団の居城・ヨムスボルグを中心にバルト海が戦火に包まれたヨーム継承戦争にまきこまれたトルフィンだが、辛くも戦争を生き抜いた。東ローマ帝国への交易で莫大な資金を調達したトルフィン達一行はアイスランドに帰郷。故郷のアイスランドで結婚式を挙げたトルフィンとグズリーズはヴィンランド移住計画の賛同者を募る。そしてついに約束の地・ヴィンランドへと出港した! まずは、レイフの故郷・グリーンランドでさらなる移住希望者を募り、補給を完了。ヨーロッパの最西端から世界の果てを目指して海を越えた! かつてレイフが住んだ小屋を見つけたトルフィンは、そこで石の矢じりのついた矢を見つける。そこはトルフィンの目指した「まだ誰のものでもない土地」ではなかった。さらなる南下を果たし理想の条件の土地に「アルネイズの村」と名をつけて開拓を進めたトルフィン達。一冬越せば収穫が見込める。だが、そこにも「現地の人々」がやってきた。いよいよ、トルフィンの人生そのものが問われ、試される時が来た!
※ 第36回講談社漫画賞 一般部門受賞
父の仇を別の人間に殺されたことで生きる望みを失っていた。農業を通じ作る喜びを見出し成長、虐げられた人々のため新天地ヴィンランドを目指すが……
ケティル農場にやってきた奴隷。トルフィンとは互いを兄弟と呼び合う存在。戦争も奴隷もない新天地を共に目指すことを誓った
過去に父フラヴンケルをトルフィンに殺された女性。再会したトルフィンを殺そうとしたが彼を庇う亡き父と師の幻影を見て断念。彼の信念を監視するため行動を共にしている
行方不明になった、トルフィンを11年間探し続け故郷に連れ帰る。彼のヴィンランドへの渡航のよき理解者であり、協力者。グリーランドに在住
ノルウェーで賭博にハマったが、女に騙され、グリーンランドまで連れ戻されたお調子者。トルフィンのヴィンランド開拓団に参加することに
ヴィンランド開拓団のひとり。男は強いのがいいと思い込んでいて、戦をしたがらないリーダーであるトルフィンが失脚するタイミングを狙っている
レイフの弟の未亡人で、彼の義妹。シグルドと再婚することとなったが逃げ出し、トルフィンらの船に乗り込む。のちにトルフィンと結婚、1児をもうける
トルフィンとグズリーズの子ども。地球の球体説を理解するほど賢い
ヴィンランドの先住民のなかでも知恵ある者。開拓しはじめたトルフィンたちとの対応について部族たちに助言する
ヴィンランドの先住民・ウーヌゥ人(現在のミクマウ族)の一人。トルフィンたちに友好的な人々のリーダー的存在で、開拓団と交流を深める
ウーヌゥ人の少女で、ミスグェゲブージュの弟子。予知能力を持つ。トルフィンたちノルド人が自分たちの土地の未来を大きく変える夢を見る
製品名 | ヴィンランド・サガ(26) |
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発売日 | 2022年05月23日 |