著
オキモト・シュウ
二次元=浮世絵を愛するヲタク侍・貞近。生身の女性を克服させようと父親が考えたのは、浮世絵に描かれた吉原の売れっ妓(こ)花魁・紫太夫に手ほどきをさせるという突拍子もない策だった。おびえる貞近だったが、ひょんなことから振舞った手料理に紫太夫はすっかり胃袋を掴まれてしまい……。
吉原大見世「角屋」の売れっ妓お女郎。食道楽が玉にキズ。そのため本来の目的を忘れ、貞近の料理に惚れ込む
美人画の浮世絵に懸想するヲタク侍。生身の女性が苦手だが縁談が決まり、女性経験を積むため、浮世絵に描かれた紫太夫の元へ行かされる。料理の才能がある
大久保の奉公人。台所の任についている。以前は大名に仕えていて、参勤交代のときにさまざまな物を食していたため、食材、調理の仕方に明るい。貞近が食通なのも彼のおかげ
「角屋」の3番人気の女郎。紫太夫と貞近が男女の関係にないことを嗅ぎ付け、それをネタに紫太夫を陥れようと考えている
貞近の許嫁。大久保の屋敷にやってくる
紫太夫の身の回りの世話をする禿(遊女見習い)。食道楽の彼女のために食事の世話をすることが多い
製品名 | 吉原プラトニック(1) |
---|---|
著者 | |
発売日 | 2022年04月21日 |