著・原作
ヨンチャン
身近な人に本音が言えない。苦しさを抱え込みながら、「大丈夫」と言ってしまう。
死にたい気持ちに囚われる妹、人知れず涙をこぼす妻を前にして、家族はどう応えるべきか。
児童精神科医は「頼る勇気」と「受け止める力」をそっと引き出す。
第9巻は「希死念慮」「産後うつ」「子どもの性教育」の3編を収録。
累計90万部突破!
「全国学校図書館協議会選定図書」になった
児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!!
「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
「佐山クリニック」の児童精神科医。発達障害の患者に寄り添った治療を進めている。自身も発達障害を抱えている
小児科の研修を経て、「佐山クリニック」で児童精神科の研修医をしている。うっかりミスを連発してしまうが、卓に発達障害だと診断される。自分の診察室ができ、張り切っている
「佐山クリニック」に勤める臨床心理士。常に冷静に判断し、志保がパニックになってもうまく対応する
「佐山クリニック」の受付担当。赤ちゃんを抱えるシングルマザー。元演劇部で、志保の診察のトレーニングに付き合ってくれる。卓のことを「卓ちゃん」と呼ぶ
職業体験で「佐山クリニック」にやってきた高校生。妹の希死念慮に気づき、悩んでいる
高校受験をひかえた中学生。母親から常に姉と比べられて育ち、希死念慮を抱いている
佐山の兄で「さやま記念総合病院」の副院長。クリニックを畳んで同病院で働くよう佐山に命じている
佐山の姉。「佐山クリニック」に「移転計画書」を届けに来たことがある
製品名 | リエゾン ーこどものこころ診療所ー(9) |
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著者 | |
発売日 | 2022年06月22日 |