原作
真刈 信二
オランダとスペインの行く末を決める大会戦「ブレダ攻囲戦」が始まった。イサックとプリンツ・ハインリッヒはブレダへの補給路を確保するためフースデン要塞の攻略を目指す。要塞を守るのは「恐怖の子爵(ホラー・ヴィスコンデ)」と呼ばれる男が率いる、二百の騎兵を中核とした部隊。彼らの野放図な戦い方にイサックはどう対抗する!?
親方の仇を追いヨーロッパ大陸へ渡って来た傭兵。最強の火縄銃「尽と信」を二挺揃って日本に持ち帰ることを使命として戦場を駆ける
師匠を殺し、銃を奪い、ヨーロッパ大陸まで来たイサックの仇。終わることのない戦乱と殺戮の世を願い、「尽と信」を揃え、量産することを計画する
暴漢に襲われたところをイサックに助けられ、その後行動を共にする少女。天気や風を読む特技を持つ。異端とされるトーマス・ミュンツァーの信徒でもある
神聖ローマ帝国の選帝侯フリードリヒ五世の弟で、常に戦場に身を置く優秀な指揮官。最初は傭兵としてイサックを受け入れるが、徐々に信頼と友情で結ばれていく
クラーエンシュタイン男爵領の領主でハインリッヒの従姉妹。武勇に優れた女男爵
自分の船で交易をする夢を持ち、恩を売ろうとハインリッヒと行動を共にする商人
カトリック側の傭兵隊長。知略に優れイサックたちを追い詰める。自分の国を建てるという野望のために神聖ローマ帝国の爵位を得ようとする。赤い髪と赤い髭。あだ名は「バルバロッサ」
ハインリッヒの兄で選帝侯。信仰を逃げ道として戦争から目を背けていた。帝国追放刑を受けゼッタと行動を共にしていく中で、己の立場と使命に目覚める
スペインと契約を結ぶイタリア人の傭兵部隊を率いる将軍。イサックに討たれた兄の名を継ぐが、人望で軍を率いていた兄とは違い、兵たちの欲求を刺激して統率する。元の名はフェデリコ
スピラノ軍に属し、ハインリッヒと敵対する。「恐怖の子爵」という異名を持つほど、どんな手段を使っても敵を根絶やしにする。イサックが今後の戦況を左右すると考え、彼の命を狙う
製品名 | イサック(13) |
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著者 | |
発売日 | 2022年07月22日 |