著
おざわ ゆき
あなたは、自分のお気に入りのお店がありますか?
でも、ちょっと足が遠のいている間に、いつの間にか閉店してしまう。
そんなとき、あなたならどうしますか?
悲しむ? 別の店を探す? それとも、自分で店を作る…?
人付き合いが苦手で真面目だけが取り柄の枷耶子と、人に取り入るのが上手い枷耶子と正反対の性格の従妹・のえる。
二人は、カフェ併設の和雑貨屋「くくりや」が大のお気に入りだった。
店長の杜紫さんとも親しく付き合っていたが、店は突然閉店。
心の中の大事な場所がなくなってしまったような喪失感を覚える枷耶子とのえる。
それを取り戻すため、二人は自分たちで店を作ることを決意する。
「傘寿まり子」のおざわゆきが生み出す新たな冒険譚。
読むと自分でもお店を作ってみたくなる、『お店』経営物語 !
人付き合いが苦手で真面目だけが取り柄。お気に入りの和雑貨カフェが突然閉店。同じような空間を作るためのえるとお店をやることに決める
枷耶子の従妹。人に取り入るのが上手いが、怠け者で浪費家。枷耶子と気に入っていた「くくりや」復活のためにお店をやろうと彼女に提案する
呉服屋の店員。強引な接客をする店の方針に悩みながら働いている。大の着物好きで、初心者の枷耶子とのえるに着物の楽しさを伝えようとする
着物ショップ「ヤグリード」の店長で、留夏の知人。枷耶子たちが和小物と着物の店をやりたいことを知り、アドバイスしてくれる。本名・茶屋辻翳
カゲリ、灯の祖母。ビルのオーナーで、浅草で偶然知り合った枷耶子たちに店舗を貸すことに。着物が好きで人の縁を大切にしている
喜久江の孫で、カゲリの弟。話題作りが得意で、喜久江のビルでカフェを運営しようと、枷耶子と張り合う。頭はいいが、口が悪い
枷耶子たちが通っていた「くくりや」の店長。お店を広げる夢を見ていたが、なかなか経営がうまくいかず、突然店を閉店し、姿を消してしまう
製品名 | またのお越しを(1) |
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著者 | |
発売日 | 2022年08月12日 |