原作
湯水 快
「我らの心が潰れれば、国が潰れる」
大帝国「グランベルデア」で若くして将軍にのぼりつめた男、ユリウス・ローア。自ら指揮する軍事作戦で命を落とした少女を前にして、反乱を決意。帝国の理不尽をただすため挙兵する。
ユリウスの予想に反し、蜂起は燎原の火のごとく拡大。1人の死から始まった反乱は、100万人の死をもたらしてしまった!
自らの命で反乱を終わらせる決意をしたユリウスだったが、従ってきた者たちはそれを許さず、船に乗せて大陸から逃がしてしまう。
流されたユリウスが目を覚ましたのは見知らぬ島。
文明レベルが帝国より300年ほど遅れている未知の土地で、ユリウスは第二の人生を歩もうとするが、ここは何かがおかしい。
異形の生物、銃火器の暴発、そして「マホウ」なる意味不明の概念――。
原理の異なる2つの世界を越境してしまった男・ユリウスの「将軍としての生き直し」が始まる!
帝国最年少の将軍ながら、反乱を起こし敗北。流れ着いた300年程文明の遅れた島で近代知識を駆使し、助けてくれた村人たちの手助けをはじめる
ルップル村で一人暮らしをしている少女。行き倒れていたユリウスを助けてくれた。胸が小さいことを気にしている。お転婆でやや凶暴な性格
ルップル村のまとめ役。リシュの父の昔馴染みで、彼女を気に掛けている。ユリウスを警戒していたが、彼の知識で危機を脱したことで認めるように
ルップル村周辺の領主。領地の視察と称しては、村々で悪行を働いている。ユリウスを目の敵にしている
製品名 | 潰国のユリウス(1) |
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著者 | |
発売日 | 2022年10月07日 |