著
灰田 高鴻
明治34年。文明が開化し、伝統と革新が入り混じる混沌の時代。
美人画のことばかり考える若き浮世絵師・池田輝方は、夢で見た美女に瓜二つの女学生・榊原百合子と出会う。運命を感じる輝方だが、百合子はまっすぐすぎる彼の勢いに怯えるばかり。しかし実は彼女もまた輝方らしき男を夢で見ていたのだった。2人の不思議な出会いから始まる、ベイスド・オン・トゥルー・ラブストーリー開幕!
17歳の浮世絵師。人付き合いが下手で、思い込んだら、自分の気持ちが抑えられない。夢で見て惚れた百合子に恐ろしい距離感で近づく
絵や小説が好きな女学生。絵師になることを夢見て輝方も通う慶斎画塾へ入門。輝方のアプローチに引きながらも、彼の絵には惹かれている
南画に学んだ旅の絵師。輝方に「美しい人」と呼ばれ、慕われている
輝方と同門の浮世絵師で、小説の挿絵も描いている。優しく穏やかな性格だが、暴走する輝方に振り回されがち。照ちゃんに求婚する
百合子が幼い頃、榊原家の家族写真を撮った写真技師。百合子と再会し、彼女を写真のモデルにしたがっている
慶斎画塾を開いている浮世絵師。輝方と清方、百合子の師匠。穏やかな人で怒らないが、暴走しがちな輝方の対応にいつも困っている
百合子の小学校の頃の友達。転校して馴染めなかった彼女を助けた。義兄の友人である清方に求婚される
百合子が憧れている作家。小説の挿絵を清方に依頼している。腰が低く、謙虚な人
製品名 | 夢てふものは頼みそめてき Daydream Believers(1) |
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発売日 | 2022年11月22日 |