著
山田 芳裕
大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から五百年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ!!
傑作大河漫画『へうげもの』で500年前における「文化」のルーツを描き倒した山田芳裕。この『望郷太郎』では一転、500年後の「文明」を描く!
舞鶴太郎の旅は凍てつく中央アジアから始まり、バイカル湖畔(ヤープト村)にて仲間を得て、日本まであと2000km、大国マリョウにまでたどり着いた。そしてこの地の経済を転覆しかねない大計画・不換紙幣の乱発を主導することで、思わぬ「闇」へと身を投じることとなる……!
この最新遠大野望作、週刊「モーニング」で年2回の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」でも好評配信中!!
イラクで人工冬眠から500年ぶりに目覚めるが、家族も財産も失っていた。絶望のなか、父と娘の消息を知ろうと日本を目指すことにする
拾い子の息子とともに狩猟生活をしていた青年。遭難中の太郎を拾い面倒を見るようになる。息子を亡くしたことをきっかけに、彼と旅に出る。トゥルンとの力比べがきっかけでつがいに
パルが捕らえられたヤープトの村にいた囚人。強国マリョウに搾取される村を変えたいと一度は立ち上がるも断念。太郎と出会い、再起を考える
ヤープト村の村長の娘。並外れた強さを持つ村の英雄で、祭りの「力比べ」でパルと対峙したことがきっかけで彼とつがいに。その後、村長になる
行方不明になっていたパルの妹。マリョウの国王の母・ギョンとしてパルと再会することになる
奴隷で商売している男の恋人で上級市民。王宮にもつながりがあり、パルが捕らわれていることを知っている。マリョウで行われる国の代表選挙で太郎が障害になると睨み彼の命を狙う
製品名 | 望郷太郎(8) |
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発売日 | 2023年01月23日 |