アンメット ーある脳外科医の日記ー(9)

アンメット ーある脳外科医の日記ー(9)
著者
  • 大槻 閑人

  • 原作

    子鹿 ゆずる

掲載誌

内容紹介

『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』の竹村優作氏、黙考!!
「逃亡も先送りも許されない、生死の決断。当事者として、家族として、自分ならどうするかという問いが胸に迫ります。」

日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。

丘陵セントラル病院に新たに加わった、言語聴覚士の五十嵐詩織。三瓶たちも一目置く敏腕さを前に落ち込むミヤビは、次第に自らも障害を抱えるからこそできる患者へのアプローチを見出していく。そして、丘陵セントラル病院の未来を左右する地域医療構想会議の開催が迫る―――。

「ウェルニッケ失語」「びまん性軸索損傷」の症例を収録。

登場人物紹介

  • 三瓶 友治

    アメリカの病院から郊外にある丘陵セントラル病院に来た脳外科医。臨床と研究を両立させたい仕事中毒者。事故前のミヤビと婚約していた

  • 川内 ミヤビ

    丘陵セントラル病院に勤める総合診療科所属の医師。三瓶のせいで脳外科を兼務することに。記憶障害を抱えている

  • 星前 宏太

    丘陵セントラル病院の救命救急部長。三瓶のせいで脳外科も兼務することになるがなぜか自信を持っている

  • 津幡 玲子

    看護師長。ミスが多いミヤビに厳しいが根はいい人

  • 成増 貴子

    美人麻酔科医。マイペースでおっとりしたタイプで緊迫した場も彼女の一言で和む。先崎と真っ向からやり合う三瓶を評価している模様

  • 先崎 彰

    胸部外科医。自分の都合が第一で周囲からは面倒くさい人間だと思われている。なにかと意見や考え方が合わない三瓶を嫌っている

  • 藤堂 利幸

    丘陵セントラル病院の病院長。病院に来た早々、破天荒な行動をとった三瓶に悩まされる

  • 宝生

    丘陵セントラル病院の理事長。医師だった夫をくも膜下出血で亡くしたことをきっかけに、院内に脳外科を立ち上げた

  • 大迫 紘一

    ミヤビの主治医で関東医大教授。三瓶のことを目に敵にしていて、ミヤビの診療記録を頑なに見せようとしない

  • 綾野 楓

    星前の大学の同級生。イケメンで血管内手術もできる国内で最も注目されている優秀な医師。婚約者がいるが、昔気になっていたミヤビに近づこうとしている

  • 西島 麻衣

    関東医大の医局秘書。綾野の婚約者で、関東医大同窓会長の孫娘

  • 西島

    関東医大同窓会長で麻衣の祖父。彼女と綾野の婚約を喜んでおり、彼には箔をつけるため医学博士になることを望んでいる。ミヤビの治療方針に何らかの関わりを持っている

製品名アンメット ーある脳外科医の日記ー(9)
著者
  • 大槻 閑人

  • 原作

    子鹿 ゆずる

発売日2023年02月21日

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