著
江口 夏実
八重子の同級生・森君を追い詰めたのは
島の支配者・鮫島の孫娘だった。
そして明らかになった長年にわたる
鮫島家による支配の構造。
巨大な人魚の霊は
そんな鮫島家の支配の象徴だった!
人魚により海に引きずり込まれた
森君を救うべく、モグラたちは
人魚に、そして鮫島家に立ち向かう!
一見のどかで平和な島の
恐ろしくも切ない物語!
あの世から出禁をくらっており、狭間の世界で生きる不死身の仙人。現世にある「抽斗(ひきだし)通り」で服役中。亡者から出る火の玉を集めて無事にあの世に逝きたいと願っている
八目大学文芸学科文学専攻児童文学ゼミのゼミ長を務めているオタク大学生。モグラとの出会いからこの世のものではないものが見えるように
真木を同じゼミの友人。彼と同じく陰キャで、冷静なタイプ。曽祖父がかつて戦地に赴いた時にモグラと出会っていたことで不思議な縁を感じている
八重子のバイト先の新人。未成年だが発育がよく立派なアルプス山脈の持ち主。霊に取り憑かれやすい体質だが霊は見えない
詩魚と同じ学校に通っており、モグラとは顔なじみで、父は真木の大学の教授。代々化け猫憑きの家系で霊を祓っているが、修行中の身なので彼からはタダでお祓いを丸投げされている
梗史郎の父で猫附家の当主。真木の大学では幻想文学論の教授で自身も小説家でもある。抽斗に通うようになった真木たちにあまり深入りしないよう忠告をする
藤史郎に憑いている化け猫。動物なだけに、人は気づきにくい動物霊の存在も敏感に察知できる
真木のバイト先にいた動物園の人気者だったレッサーパンダの霊。店長が猫附親子に除霊を依頼した際に真木に取り憑き、以降、真木と行動するように
真木の弟で、梗史郎の同級生。兄とは真逆の陽キャで、女友達も多い。巨乳好き。女友達の霊的トラブルをきっかけに、兄からモグラを紹介される
梗史郎の母。霊は見えないし祓えないが、少しだけ未来を見ることができる。夫のことが大好き
製品名 | 出禁のモグラ(4) |
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著者 | |
発売日 | 2023年03月23日 |