原作
真刈 信二
時は17世紀、オランダとスペインの行く末を決める「ブレダ攻囲戦」! その補給路を懸けて「恐怖の子爵(ホラー・ヴィスコンデ)」との戦いに臨むイサックとプリンツ。女男爵エリザベートの加勢を得て、目指すは敵フースデン要塞の攻略だ。エリザベートが囮となり、要塞内部へ入り込むことに成功。食糧や弾薬を焼くべく倉庫に潜入するが、そこにヴィスコンデが戻って来た! ヴィスコンデがとろうととしている手段、それは要塞内部の火薬庫へ大砲を放ち、要塞もろともイサックを葬り去るという大胆極まりないものだった!
親方の仇を追いヨーロッパ大陸へ渡って来た傭兵。最強の火縄銃「尽と信」を二挺揃って日本に持ち帰ることを使命として戦場を駆ける
師匠を殺し、銃を奪い、ヨーロッパ大陸まで来たイサックの仇。終わることのない戦乱と殺戮の世を願い、「尽と信」を揃え、量産することを計画する
暴漢に襲われたところをイサックに助けられ、その後行動を共にする少女。天気や風を読む特技を持つ。異端とされるトーマス・ミュンツァーの信徒でもある
神聖ローマ帝国の選帝侯フリードリヒ五世の弟で、常に戦場に身を置く優秀な指揮官。最初は傭兵としてイサックを受け入れるが、徐々に信頼と友情で結ばれていく
クラーエンシュタイン男爵領の領主でハインリッヒの従姉妹。武勇に優れた女男爵
スピラノ軍に属し、ハインリッヒと敵対する。「恐怖の子爵」という異名を持つほど、どんな手段を使っても敵を根絶やしにする。イサックが今後の戦況を左右すると考え、彼の命を狙う
オランダのライデン市郊外の風車小屋の男。イサック不在の間、父のデルクとともにゼッタの面倒を見ている
イサックをロレンツォがいるサン・マロまで案内することになった青年。フランスのプロテスタントで、自分たちの迫害にロレンツォの銃が使われることを危惧している
製品名 | イサック(15) |
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著者 | |
発売日 | 2023年05月23日 |