惑わない星(8)

惑わない星(8)
著者
  • 石川 雅之

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内容紹介

「希望」になるにはどうすればいいんだろう。/人々が閉じこもって暮らす、遠い未来の“日本”。女性の姿をした瀕死の地球の連絡を受け、太陽系の全惑星、準惑星と恒星、果てはブラックホールまでもが続々と集結。しかし地球の状態は改善されなかった。惑星達に接触した人間、S沢と及川は“日本”の外に何があるかを探るため荒野を進み続け、結果的に冥王星の地球衝突の阻止に成功。さらに冥王星から、人類が星達に送った1通目の手紙のメモリを受け取る。それに含まれていたのは、S沢達が知る“日本”に至る経緯と、隠されたある悲劇だった。

登場人物紹介

  • S沢 3国

    日本国の住人。宇宙に手紙を出す仕事をしている。地球に頼まれ、惑星たちに手紙を出す

  • 及川 8月

    日本国の住人。8月は「はづき」と読む。仕事は「”地球゛でガラクタを回収する」こと

  • 地球

    嵐に包まれており、人間は防護スーツなしでは外に出れない。S沢に宇宙のとある座標へ手紙を送るよう依頼後、体調不良で寝たきりになる

  • 地球の唯一の衛星。地球と人類を見つめ続けてきたため、非常に博識。饒舌かつ毒舌で、知識を捨てた人類に憤りを感じている

  • 火星

    フォボスとダイモスという衛星を持つ。好奇心旺盛で、職場から帰宅するS沢に付き添い、”内゛の世界を見学した

  • 金星

    硫酸の雲と約500℃の地表という、太陽系随一の過酷な環境を持つ。「スーパーローテーション」という爆風が吹き荒れている

  • 水星

    太陽系最小の惑星。かつて人類が、「水星には蜘蛛のような模様がある」と言い現わしたため、水星が想像した蜘蛛の格好で登場する

  • 冥王星

    かつては惑星に分類されたが、現在は準惑星に区分される。地球の容態を回復させたいが、人間の存在は害悪だと考えている

  • 木星

    太陽系最大の惑星で、60以上の衛星を従える惑星の王。そのためか、性格は高飛車で自信満々な発言が多い

  • 土星

    巨大な、主に氷でできた美しい環を持つ。太陽系の衛星では唯一大気のある巨大なタイタンを従える

  • 天王星

    横倒しになって自転し、昼夜の気温変化が少ない。27の衛星を従え、美しい青緑色をしている

  • 海王星

    太陽から1番遠い惑星で、あまりに離れているため僅かな熱しか受けない。大気の対流スピードは時速2000km

  • 太陽(三々 3光)

    太陽系で唯一自ら光を放つ恒星。太陽系内の全てのものの上に君臨する絶対の王。S沢の同級生・三々になりすましていた

  • ブラックホール

    光すら脱出できないほどの超大質量で、「事象の地平面」を有するとされる天体。すでに太陽系を何度も吸っているが、並行世界を移動することでなかったことにしている

  • セドナ

    地球から最も離れたところにいる部類の太陽系外縁天体。もともといた場所が閑散としているため、長めに滞在中

  • カロン

    冥王星をそっと支える第一衛星。冥王星の二重惑星といえるくらいサイズが大きい。滅多に喋らないが、月と仲良し

製品名惑わない星(8)
著者
  • 石川 雅之

発売日2023年05月23日

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