著
山下 和美
100歳で大往生した父の遺した洋館で共同生活を送る、犬猿の仲の5姉妹は、館の所有者を名乗る男・亀石に対抗するため、父・正の弁護士である大文字龍徳のもとを訪ねるが、高齢で会話すら怪しい状態…。一方、五女・正子の母親の行方もわからぬままーー。進展が見られない館の所有権争いを見かねた漫画家の三女・理華子は家族のため、お金のため、自分のため、重い腰を上げて、新連載に真剣に取り組むが…? そして、姉妹たちそれぞれに恋の予感も!? 仕事に恋愛に子育てに大忙し! 山下和美が、今を懸命に生きるちょっと癖のある女性たちを描く、ファミリーコメディー第4巻!
青江リカというペンネームの人気漫画家、45歳。父の死をきっかけに疎遠にしていた異母姉妹と再会。家族のために新作執筆を進める
理華子の姉で75歳。往年の大女優だが見栄っ張りで、昔はよく理華子に嫌がらせをしていた。父が遺した館「尾崎の家」に住みたがっている
理華子の二番目の姉で60歳。ケチな性格であらゆることにしっかりしている。理華子に嫌がらせをしていたが、本人としては可愛がっていたつもり
理華子の妹。20歳。すでに母親は亡くなり、父の晩年、一緒に暮らしていた。明るいけどちょっとバカで世間しらず
理華子たちの父。享年100歳。優しい性格だが異母姉妹をつくる身勝手な面も。「尾崎の家」で5姉妹が一緒に暮らしてほしいと遺言状に記す
理華子の妹で5人姉妹の末っ子。母親は行方不明。とても可愛く、他人と距離を置きたい理華子の心も溶かす魅力がある。幽霊になった正が見える
正の通夜に乱入し、彼が遺した「尾崎の家」を自分の家だと公言する。イケメンだけど偉そうでヤバい男。もともと正のことは尊敬していた
純子がシングルマザーで育てた息子。理華子もファンだった海外バンドのメンバーとの間に出来た子。引きこもり気味で、母に甘えている
T大出身で正の弁護士。優秀だが高齢のため、コミュニケーションも怪しい。良子の大ファンで、彼女といる時のみ意識がはっきりして仕事ができる
製品名 | ツイステッド・シスターズ(4) |
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著者 | |
発売日 | 2023年06月22日 |