著
小森 江莉
天根清子は、空気が読めない変人心理学者。人生で一度も嘘をついたことがなく、お世辞も言えず、世渡りスキルは皆無。無用な人づきあいを避け、孤独で静かな生活を愛していた。
ある日、唯一の友達から手紙が届く。それは自殺した彼女の遺書だった。そこには、自分の大切な子供を引き取ってほしいと書いてあり…。
不安定な心を抱える14歳の悠斗(はると)。ワガママ盛りの4歳児、凛音(りおん)。
繊細で予測不能な子供たちの保護者になった清子は、心理学を武器に子育てに挑むもうまくはいかず…!?
一つ屋根の下、「普通の幸せ」から外れた3人が紡ぐ哀しくも可笑しなサイコロジカル・ファミリーストーリー。
空気が読めない変わり者の心理学者。唯一の友人が自殺し、彼女の最期の願いとして、その遺児である悠斗と凛音を引き取ることになる。嘘がつけない
清子に引き取られた自死遺児の少年。中学2年生。家族思いで、母の自殺に責任を感じており、周囲に一線を引いている
悠斗の妹で、兄とともに清子に引き取られた。4歳の保育園児で、母の死を理解していなかったが、清子の誠実な対応で母の死を受け入れ、彼女になつき始める
製品名 | ハコニワノイエ(1) |
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著者 | |
発売日 | 2023年05月12日 |