著
瀧下 信英
エルフの国にとどまることになった天海唯人の望むもの。それは種族も身分も関係なく、誰もが医療を受けられる場所「病院」を作ること。薬、器具、場所、そしてこの世界への知識と住人への理解。欲しいもの、足りないものだらけの中、仲間の協力を得て第一歩を踏み出す彼は、医療器具の原料を求めてドラゴン族の王子・アレクとともに元ドワーフの国である鉱山に旅立つ。
一方、医療魔法の流出を警戒する人間族のエクレスは、エルフの国に捕らえられたクルネルソンに刺客を送るが…? 異世界医療ファンタジー、波乱の第4巻!
通称ユイト。助けられる人は全員助けたいと思う現役医師。無医村へ異動した直後に異世界へ。そこでも自分の知識を使って人を助けるため旅に出る
奴隷の獣人。アナフィラキシーショックになったところをユイトに助けてもらった縁で、医療の道を目指すため彼とともに旅へ出ることにする
不思議な力を持ち、なぜかユイトについてくる。そして彼がピンチのときは助けてくれる
獣人たちから崇められる森の神。怪我で村で暴れていたところ、ユイトに治療してもらう
エルフの国の王女。盟約していた竜族の王が血吐き病にかかるも治療魔法師が逃げたため、偶然出会ったユイトを頼る
エルフの国の女王で、ユノの母。血吐き病の治療で治療魔法師を頼ったが、はじめから彼らのことをまったく信用していなかった
竜族の若きリーダー。血吐き病にかかった一族の王である母を治療してもらうため、ユノを脅し、メリーナを拘束していた
竜族の女王。アレクの母。血吐き病を患っていたが、ユイトのおかげで助かる。そのため、彼の治療を信頼している
亡国のドワーフ王。酒が好き。鍛冶、工芸のほか、建物を作るのが得意なので、ユイトの病院建設に協力する
人間族の治療魔法師。以前、リントヴルムの治療を投げ出したが、ノルミムの孫が腹痛で苦しんでいるのを見かねて、治療をすると言い出す
治療魔法師の人間。魔法を使って病気などを治療するが、その技術を利用して大金を要求する
製品名 | 高度に発達した医学は魔法と区別がつかない(4) |
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発売日 | 2023年07月21日 |