著
片山 あやか
人類はキノコに支配されていた。脳に寄生することで自由を奪い、思考を奪い、菌類は徹底した管理社会を築き上げた。しかし、ここにイレギュラーが存在する。最強の兵士・ダンテは、ひとりの少女との出会いをきっかけに、この世界の理を覆す決意をした。『進撃の巨人』諫山創が惚れ込んだ、新たなる"絶望"と"抵抗"の物語。
正しさがもしあるならば問い続けた先にあるだろう。旧人類との出会いが、エーテルに希望の光を照らした。再び、アミガサへの反撃計画が動き出す。優秀な力を持つ「アザ持ち」を仲間にするため、アミガサ研究所への潜入に成功したダンテ。そこで待ち受けていたのは、『創まりの5人』に迫る者同士の命をかけた生存競争だった。度重なる凄惨な経験が、ダンテに変化を与えていく。ここから…真の逆襲が始まる! 緊迫のアミガサ研究所編、突入!!
アミガサの兵として育つが、エーテル側につく。身体能力がずば抜けて高いが、字が読めない。驚異的な戦闘力を発揮する。首にオオカミのアザを持つ
食品や日用品を作る女性区で労働する非兵士だったが、ダンテ同様、管理されている社会に疑問を感じエーテルに。思考を消すことと余り物で料理するのが得意
分岐した未来を見ることができ、その力でエーテルの総督として組織を大きく育てた。頭脳に比して運動能力は著しく劣る。腰にヘビのアザを持つ
エーテルの教官的存在。暗殺術からサバイバル術、蘇生術などゲリラ活動に必要なすべてに精通していた。アミガサから処刑処分される
エーテルの優秀な戦闘員。小柄だが俊敏で身体能力が高いためアミガサ兵としての訓練を受けていたが、友人を助けるため叛逆を起こしエーテルの一員に
アミガサの兵士区生まれだが、怠慢が理由で危険因子とみなされエーテルに。アミガサ時代の名前はジョンだが、自分で動物図鑑から新しい名前を決めた
鉄工業区で労働する非兵士の人類だったが、人体実験の被験者となりかけたことをきっかけに逃亡。エーテルの情報収集役
女性兵士区で狙撃兵候補だったが、狙撃能力に対する上昇志向が強すぎアミガサに危険因子とみなされた。エーテルの遠距離攻撃の要となるスナイパー
エーテルの一員。兵士地区で育ち、勤勉な兵士だったが、極寒地帯での飢えと病気の蔓延による大勢の兵士の死を目の当たりにし、アミガサに疑問を抱くように
エーテルの一員。頭脳明晰だが、その容姿や言動が他人に及ぼす影響が強すぎるため危険因子とみなされた。強力な電波を操り様々な妨害工作を行う
エーテルの両親を持ち、妹のサーヤとともに、生まれた時から反乱軍としての戦い方を教えられて育った。仲間から「爆弾兄弟」と呼ばれている
エーテルの両親を持ち、兄のコルポとともに、生まれた時から反乱軍としての戦い方を教えられて育った。両親はエーテルの仲間を守るために自爆し死亡
アミガサ研究所に潜入したダンテをサポートする。トラのアザがある
タカのアザを持つ男。アミガサに天然の人類のサンプルとされた一族のリーダー。アミガサ研究所に潜入したダンテと共闘し、彼と仲間になることを決意
アミガサ兵。アザ持ちで「創まりの5人」候補だったため、周囲から単独行動を黙認されている。ダンテを騙し、窮地に追い詰める
トカゲのアザを持つアミガサの支部長。自身を実験台にし、寄生菌と化学物質を合成、進化させ、寄生菌の散布、寄生された相手を自在に操れる力を持つように
エリアMで突出した強さを誇るアミガサ兵。「創まりの5人」候補として研究所に連れてこられた
製品名 | 菌と鉄(4) |
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発売日 | 2023年06月08日 |