原作
池田 邦彦
艦隊のシェフ（５）
内容紹介
楠田中佐の命を受け、特命任務をこなす駆逐艦・幸風。一方、幸風の乗組員と親交を深める従兵の清水は、上官である楠田への不信感と恩義の狭間に立たされる。そんな中、仏印のフィクサーという男と接触した賀津夫の元へ届いたものは、戦果を変えるほどの”謎の木箱”。幸風・隠密作戦もいよいよ佳境！
登場人物紹介
湊谷 賀津夫
三等主計兵。空母艦に配属されていたが、撃ち落とされ幸風に助けられたことから乗組員として海原のもとで食事を作ることに。実家は西洋料理屋
海原 衛
幸風に乗る一等主計兵。兵士のために献立を考え、食事を作り、喜ぶ顔を見るのが生きがい。かつて上海陸戦隊にいたが艦長以外には秘密にしている
柳原 譲
二等主計兵で士官食担当。口が悪く、後輩にはつらく当たるなど屈折したところもあるが、根っからの悪人ではない
寺田 庄吉
幸風駆逐艦長。海原が上海陸戦隊にいたことなど彼の秘密を知っている
藤堂
主計兵で湊谷の同僚。質実剛健でいつも黙々と仕事をしている人物。入隊前は漁師をしていたが、乗っていた船が徴用された過去を持つ。通称・トド
三浦
幸風に配属になった上曹で、沈没した重巡洋艦・加古の生き残り。生き残った自分を責め、周囲と摩擦を繰り返していたが、湊谷の料理で心を開く
名取 久蔵
三等主計兵。現地の少女と恋に落ち、一緒に日本で暮らすことを夢見ている。そのため「夢想家」という意味の方言からとって「Ｑ作」とあだ名されている
清水 達雄
正規の試験を受けずに海軍入りした従兵。特命任務で幸風へ乗ることに。賀津夫たちと仲良くなる一方、共に乗船した中佐の行動に不信感を募らせる
| 製品名 | 艦隊のシェフ（５） |
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| 著者 | |
| 発売日 | 2023年06月22日 |