著
山岸 凉子
出版社に勤める樋口晶子は霊能者・由布由良の取材をすることに。半信半疑ながら、気になることを言われて……。表題作『艮(うしとら)』のほか『死神』『時計草』『ドラゴンメイド』の怪異・恐怖ストーリー3作品を収録。
出版社勤務。家を買ってから、夫は単身赴任、子供は病気がち、自分も体調不良でいいことが起こらない。由布から家の鬼門を指摘され、気になっている
霊能者。自分でも“インチキ”霊能者と自覚していたが、取材に来た昌子と出会ってから、久々に視えるように。彼女に降りかかる不運の原因を言い当てる
脱獄し、昌子の家に潜伏する。なかなか自分が家にいることに気づかれないことをいいことに、折を見て、昌子と子供を殺そうと思っている
現在は終末医療に携わる。しかし、昔から患者の死が近づくと、“おむかえ”に来た人や死神が視える
公園のベンチで目覚めたあと、家に帰ろうとするが、その度に知り合いに会い、必ずベンチに戻ってしまうという不可思議な体験をする
フランスのリュジニャン一族の始祖。狩りの途中で間違えて恩のある公爵を殺してしまうが、その帰りにメリュジーヌと出会い、幸運に見舞われる
公爵を殺したレモンダンにある提案をし、幸福にする。彼の求婚も受け入れる代わりに、土曜に何をしているか詮索しないよう約束させる
製品名 | 艮(うしとら) |
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著者 | |
発売日 | 2023年07月21日 |