著
TNSK
からくりウサギ・ゴロゾーによって月宮殿星の都に連れ去られてしまったまめだ・しらら・圓雨。月宮殿では帝の死後、長きにわたり「笑うこと」が禁じられていた。愛弟子たちを取り戻すため雲の上まで駆け付けた文狐ら三師匠は、瓦解しようとする月宮殿を救うべく、機織姫と対決する!
哀しき姫を笑顔にして、星の都を破滅から救え! まめだと文狐が、雲の上で命がけの舞台に挑む月宮殿編、堂々決着!
豆狸の女の子。文狐の寄席を見て落語の魅力に目覚め、落語家を目指す。文狐に弟子入りし、彼女を師匠と呼ぶ
人気落語家。弟子を持たない主義だったが、まめだの姿に心動かされ、弟子入りを許す。上方落語の名人「四天王」の一人
上方落語四天王の一人。博打好きで借金ばかりだが弟子たちからは慕われている。チャームポイントはお尻
落語家。白團治の弟子で、まめだと仲がいい。最近、中座に昇進。東京の極道・黒駒一家の跡取り娘だったが、家を飛び出して落語の道へ
上方落語四天王の一人。かつて文狐がまめだを弟子にしたことを糾弾した
圓紫の弟子で、まめだのライバル。上方落語界で最も格式高い霧の一門の新星として期待されている。びっくりするほど貧乏
上方落語四天王の一人。文鳥と同世代。ヘビースモーカーで病弱
寄席・春来亭のオーナー。「席亭」を務める
江戸で話題の天才落語家。誰にも弟子入りしていないが、その実力は底知れない。新人演芸大会でまめだの前に立ちふさがる
帝都財閥の御曹司。帝都新聞社長で新人演芸大会のスポンサーでもある。文狐に専属契約をもちかけるが断られる。作次郎の兄
寄席で三味線と唄を担う「下座」。文孤も信頼する名手。まめだが出場する帝都で行われる新人演芸大会の決勝にも同行する
黒駒一家のヤクザ者。しららに救われた過去があり、彼女に落語を続けさせるために、指を落とそうとしたことも
天界の一つである月宮殿に住む姫。その涙に架かる虹は不死の霊薬で、星の民の永遠の命を支えている。月の帝の妃となったが、悲しい運命に翻弄される
月宮殿と同じ天界に暮らす伝説の大狸。まめだに恩があり、悲しみのあまり暴走する機織姫を止めようと奔走するまめだたちに協力してくれる
まめだが淡路で暮らしていたころの幼なじみで、兄貴分的存在。やんちゃで負けず嫌いな性格だが、坊ちゃん育ち。帝都の高等学校に進学予定
製品名 | うちの師匠はしっぽがない(11) |
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発売日 | 2023年07月06日 |