著
有賀 リエ
突然現れた天雀の父は「天雀と一緒に暮らしたい。」と願う。初めてよるの前で涙を流す天雀。「1%の幸せな記憶にすがって生きている。」親を捨てきれない天雀の気持ちが分かるよるを天雀はそっと抱き寄せる。天雀はよると一緒に生きることを選ぶ。それは家族のように? それとも…。
実母にネグレクトされ、児童養護施設で育った少女。施設を出なければならない18歳を間近に控え、ともに施設で育った天雀への想いが変化していく
父親に虐待され夜と同じ児童養護施設で育った少年。背中に火傷のあとがある。施設を出る準備としてバイトを掛け持ちしているほか、高校では陸上部に所属
夜たちが暮らす施設の職員。子どもたちのことをつねに第一に考えてくれており、信頼できる人物
かつて天雀に壮絶な虐待をしていた。天雀に同居を拒まれた後も、たびたび彼の周りに出没して金の無心をする。重度のアルコール中毒
製品名 | 零れるよるに(2) |
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発売日 | 2023年08月10日 |