著
北野 詠一
1849年。一攫千金を目指し、飢饉にあえぐアイルランドからゴールドラッシュに沸くカリフォルニアへ向かうアメリアとコナーの貧乏主従。軍曹や三兄弟が仲間に加わり、ロッキー山脈を越えるアメリア一行。北米大陸のあれやこれやを味わいながらアメリアの旅はフィナーレへと向かう。放浪と冒険の終わりにアメリアが見つけたものとは…!?
農場の娘だったが、大飢饉ですべてをなくしたアイルランドの浮浪児。貧困から抜け出すために黄金を求めてアメリカへ渡り、大富豪を目指す旅に出る
アメリアの従僕。ワワタシなどの出会いから、アメリアがいつも正しいわけではないと知るが、ずっと彼女についていくと決める
当初はアメリアを観察するため一緒にいたが、ラルフから出資された金を返さなくてはならず、アメリアともに黄金を目指す。射撃・資金管理係
イザヤのパトロン。彼のことをすべて肯定して支援していたが、対等な友人となるために彼にかけた金を返すよう要求。アメリアが想っている相手
アメリアとともに黄金を目指す仲間。備品管理・情報係。教師だったので先生と呼ばれる。大金を手に入れて、学校を建てるのが夢
アメリアの仲間で、馬車修理などをする係。家具修理屋が本業。冷静で破天荒なアメリアにツッコミを入れることも。でも、仲間達への思いやりもある
軍曹。ベルの部下だったが、アメリアの旅に同行することに。腕っぷしか強く、荒事担当が少なかったアメリアたちにとって頼もしい仲間
アメリアが旅の途中で出会い、仲間になった三兄弟の長男。腸チフスで引き返すことに。弟が作った金の出所を知っていたが、知らないふりをしていた
三兄弟の次男。アメリアたちと最後まで旅を共にする。彼女が真っ当すぎて気が合わないことも。とはいえ、憎んでいるわけではない
三兄弟の三男。ユージンの看病のため彼とともに旅をリタイアする。兄には内緒で、親の持ち物を売ってイギリスからアメリカへ渡る金を作っていた
陸軍の少佐。父がインディアンのポタワトミ族に殺されたため、調査している。口は悪いが、国の市民の幸せと発展に貢献したいというのが理念
ポタワトミ族の少年。兄が白人を殺して以来、うまく暮らせなくなったことを恨んでいる。英語を勉強していて、偶然知り合ったコナーとも親交を深める
製品名 | 片喰と黄金(10) |
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著者 | |
発売日 | 2023年08月18日 |