著
樋口 彰彦
内容紹介
東京都中央区月島。江戸時代より４００年以上の歴史を刻む『高耳神社』。祀られたるそのご神体は、異世界から徳川家康に召喚され、すっかりひきこもったエルフのエルダでした。仕える巫女は、背伸びしがちな女子高生の小金井小糸。豊洲に寿司を食べに行ったり、お値段交渉にどきどきしたり、謎かけを楽しんだり、にわか分限をたしなめてみたり、小さくなった靴を履いていた昔を思い出したり、ヤンチャな子に姐さんと呼ばれてみたり、隅田川とともに、時もゆったり流れています。
登場人物紹介
小金井 小糸
高耳神社の１５代目巫女を引き継いだ。大人の女性にあこがれている１６歳。エルダの神様らしからぬ言動に呆れている
高耳毘売命
本名はエルダリエ・イルマ・ファノメネル。通称エルダ。６２１歳。異世界から召喚された高耳神社の御神体。ゲームや漫画を愛す引きこもり
小金井 小柚子
料理が得意でしっかり者な小糸の妹
桜庭 高麗
小糸の高校の同級生で幼馴染。エルダの言動に悩む小糸の相談役
廣耳比売命
６２２歳。本名はヨルデリラ・リラフェノメネア。通称ヨルデ。大阪にある廣耳神社の御祭神。エルダには負けたくないと思っている
小日向 向日葵
廣耳神社１５代目巫女。１６歳。一見クールだが、メールは乙女
麗耳毘売命
本名はハイラリア・アイラ・ミララスタ。通称ハイラ。７２６歳。金沢にある麗耳神社の御祭神。博打好き
小伊万里 いすず
麗耳神社の巫女。１６歳。フォロワーが１５万人もいるインフルエンサー
シマデン
高耳神社のご近所の電気店の女性店主。小糸やエルダはもちろん、小糸の母のことも見守ってきた
小花
小糸と小柚子のはとこの子供。母親が東京の実家に帰省中、盲腸で入院したため、高耳神社で預かることに
精霊
エルダに仕える精霊。様々な菌と仲良しなので、彼らに手伝ってもらいお神酒や発酵食を作るのが得意。エルダのご神託を小糸たちに伝える役目を担うことも
| 製品名 | 江戸前エルフ（８） |
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| 著者 | |
| 発売日 | 2023年08月17日 |