著
芳橋 アツシ
魔王軍を解雇され、人間の街で暮らす元四天王"屍蠍のカプソディア"は、
王子・ヴァーングッドのクーデターに加担して自らの保身を図ります。
しかし王子の真意は、魔族をダシに玉座に近づき、魔族は皆殺しにするというろくでもないものでした。
それを見抜いた"奴"は計画を挫いて魔族を救い、シャロンとパフィミアに後を押し付けて逃亡を開始します。
ネタバレですけれど当然逃げ切れるわけもなく、奴は新たな厄介事を抱える羽目に陥ります。
今巻より新章開幕ですが、奴の穏やかなセカンドライフは、いつ叶うのでしょうか?
魔王軍の四天王だったが、「四天王で最弱」と解雇された死属性の亜屍族。レベル1だが実は強い。人類圏ではカプアと名乗り、静かなセカンドライフを夢見ている
魔族圏でも有名な『予言の聖女』。パフィミアを勇者と選定した。カプソディアに命を救われ、行動をともにするようになる
紅狼族の少女で勇者。シャロンとともに魔王討伐の旅に出たが、自身の鍛錬が足りないと分かり、命の恩人であるカプソディアに弟子入りしようとしている
カプソディアの旧友で中立魔族。彼がマリアジェラを助けて以来、彼女の侍従になった。ノイヴィルを出たいカプソディアから協力を求められる
カンタベリア王国第3王女で『結界の聖女』。10年前に奴隷商に捕らわれていたところをカプソディアに助けられた
魔王。部下の前では高圧的な振る舞いをするが、内心は弱気な一面を持っている。プレイゼルよりもカプソディアのほうに信頼を置いていた
魔王軍の四天王の一人で、カプソディアの幼なじみ。カプソディアが解雇されることになった元凶。魔王に対しての忠誠心は薄い。火属性
魔王軍の四天王の一人で、カプソディアの幼なじみ。他の四天王と異なり、カプソディアが魔王軍に必要な人材だと理解している。風属性
魔王軍の四天王の一人で、カプソディアの幼なじみ。派手な攻撃で前線で暴れまわるのは得意だが、後方での指揮には不向きな直情型の性格。水属性
「絶閃」と称される王都の十傑に入る銀級冒険者。カプソディアに危機を救われた縁で、勇者として実力の足りないパフィミアを鍛えることになる
製品名 | 「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる(6) |
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著者 | |
発売日 | 2023年08月08日 |