著
香澤 陽平
内容紹介
ブラル帝国の皇女・エルメンガルトはシェンカ国王・イヴァンとの婚姻を前に失踪！人間の国ブラルと人狼の国シェンカとの「政略結婚」を成功させるため、エルメンガルトの双子の妹・エルネスタに白羽の矢が立つ。エルネスタは「忌み子」として死んだことにされ、一般人として暮らしていた。病気がちの義母を国一番の医師団が治療することを条件にシェンカに嫁ぐエルネスタ。国の命運を賭けた「偽りの結婚生活」が始まります！
登場人物紹介
エルネスタ・ゲントナー
ブラル帝国皇女エルメンガルトの双子の妹だが、双子は不吉とされ庶民の子として育つ。失踪した姉が見つかるまで、影武者として隣国シェンカに嫁ぐことに
イヴァン・レオポルト・ウルバーシェク
人狼の国・シェンカ国国王。ブラル帝国との同盟を強固にするため政略結婚をすることに。妻と歩み寄る気はないが、その人柄に興味を惹かれていく
ダシャ
シェンカでエルメンガルト（エルネスタ）の侍女を勤める人狼の少女。人間を遠巻きにする国にあって、彼女に心を開いて接してくれる
ヨハン・オルジフ・スレザーク
シェンカ国の宰相。話し方は嫌味だが、エルメンガルト（エルネスタ）に人狼族について教えてくれたり、夫婦関係を気遣ったりしてくれる
ルージェナ・クデラ
シェンカ王宮の侍女長。国王夫妻の身の回りの世話などを取り仕切る。真面目で厳しいが、国に馴染もうとするエルメンガルト（エルネスタ）をサポートしてくれる
シルヴェストル・クデラ
シェンカの王国軍の指揮官で、ルージェナの夫。建国祭で王妃が踊る舞を、エルメンガルト（エルネスタ）に教えてくれる
ミコラーシュ
イヴァンの相棒の狼族。人の姿や人狼にはなれないが、エルメンガルト（エルネスタ）に懐いている
ベンヤミン・フォン・エンゲバーグ
エルネスタの出生の秘密を知るブラル帝国の貴族。皇帝陛下の命を受けて、彼女に皇女の影武者をして欲しいと依頼にくる。エルネスタの身を案じている
| 製品名 | 要らずの姫は人狼の国で愛され王妃となる！（１） |
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| 著者 | |
| 発売日 | 2023年08月30日 |