著
佐藤 マコト
口に出さずとも、自分の考えが周囲の人に「悟られ」てしまう不思議な才能の持ち主、それがサトラレ。映画化され、話題を呼んだ名作。
旧姓・小松。科学技術庁直属のサトラレ対策委員。西山幸夫にサトラレだと気づかれないように警護しているうちに彼に惹かれ、結婚・出産する
サトラレ。恋愛などで集中しないときもあるが、量子物理学の天才で、核融合発電の技術を発見。それをよく思わない組織から命を狙われる
洋子と幸夫の子で、サトラレ。幸夫の命が狙われたときに思念波で彼と交信し、その研究を受け継ぐ。サトラレの中でも思念波が強い
日本で確認された二番目のサトラレで、自身がそうだと自覚している。ただ思念波を気にして生きるのに耐えられず、無人島に住んでいる
サトラレ。サトラレのためにつくられた町で暮らしていたが、自分がそうだと勘づき、白木の島へ。当初、彼の弱さを軽蔑していたが、次第に心を開くように
サトラレだがそれと認識していない医師。サトラレのため重病患者を任せてもらえないが、その技術力は天才で山田が目をつける
ミツワ航空宇宙技術研究所ロケット開発課長。サトラレだったが、試験中の事故でその能力を失い、山田の研究に手を貸す
サトラレ。自分がそうだと気づかず政治家になる夢を持つ。知事の思惑で、M県庁に抜擢され成果を出す。その後、市議会議員に
サトラレの中学生。正義感は強いが、そのせいで殺意を込めた思念波を送るなど、問題行動が多い。ボクシング部のある高校へ進学を決める
サトラレ。将棋が強かったが父の意向もあり辞めてしまう。その後、研究所の仕事に就き環境問題に興味を持つ。憧れていた棋士の名人と交際中
日本で初めて確認されたサトラレ。国光の大学の先輩。サトラレが苦で自殺したとされるが、本当は国光も関わる事故で亡くなった
洋子の上司で、サトラレ対策委員会の局長。学生時代に亡くなった由紀の意志を汲んで、サトラレを保護することを自身の使命とした
T大学脳神経外科教授。サトラレが嫌い。彼らを減らすために研究していたが、里見の技術力の高さに触れ、サトラレの才能を見届けたいと思うように
洋子の後輩のサトラレ対策委員。アメリカでのサトラレ告知の成功例と失敗例を見て、日本で告知を導入すべきか悩む
製品名 | サトラレ(1) |
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著者 | |
発売日 | 2001年02月20日 |
初出 | 『新マグナム増刊』1999年No.11号、2000年No.12号~No.16号 |