著
軽部 潤子
先天性の聴覚障害を持つ専業主婦。ろう学校卒業後に就職した一般企業で博文と恋に落ち、結婚・出産。笑顔を絶やさない優しい母親に
美栄子の夫。手話を学び、聴こえない美栄子のよき理解者となった。千鶴が突発性難聴となり、娘を支えようとする
美栄子と博文の娘で、明るく元気な小学生。母とは手話で会話をしている。突発性難聴となり聴力を失うが、様々な出来事を通して成長していく
野辺家のペットの犬。聴導犬的な働きもでき、来客を知らせるなど美栄子の手助けもしてくれる
千鶴の小学校の担任教師。聴力を失った千鶴の指導法について悩みながらも、なんとか彼女が学校生活を過ごせるようにと工夫をこらす
言語療法士。人工内耳手術を受けた千鶴のリハビリを担当している。患者の気持ちに寄り添おうとする
千鶴と同じ人工内耳手術を受けた少女。耳が聞こえた頃の自分には戻れないからと、リハビリを嫌がっていた
千鶴が入院していた病院の入院患者。千鶴に「顔色悪いさん」と心の中で呼ばれている。難病を患っているが前向きで、千鶴を励ましてくれる
製品名 | 君の手がささやいている・最終章(1) |
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著者 | |
発売日 | 2001年06月11日 |
初出 | 『Kiss』2000年No.24、2001年No.1~3、6、7 |