著
安彦 良和
神奈川縣多摩出身の自由党員だったが、北海道で服役中に脱獄。ニシテに助けられ、アイヌ人になりすます。武田惣角に武術を習ったのが縁で、革命家・金玉均の護衛となり、貫真人と改名
新潟縣高田の自由党過激派、天誅党のメンバーだった。加納と共に脱獄。アイヌ人になりすましている最中、財部数馬を殺害し、彼の名を使い上京。農商務大臣・陸奥宗光に仕える
朝鮮の近代化を目指す革命家。甲申事変でクーデターに失敗し、日本へ。亡命中は岩田周作と名乗っていた。加納に貫真人という名を与え、一時護衛として彼を雇った
徳弘の妻の妹。勝気な性格で、風間に惚れて東京へ行くため函館の遊女として働いていた。その後、風間が陸奥の計らいで渡米する際、同行することに
清国の北洋大臣で軍事・外交の中心。金の革命を阻止するために、彼の命を狙う
元海援隊。「カミソリ」と呼ばれた冷徹な政治家。外務大臣、農商務大臣を歴任
中国の近代化のため、反清を掲げる秘密結社「三合会」に入った若き革命家
元幕臣。時流を見る目に優れ、江戸城無血開城に尽力。現在は隠居の身だが、その政治力や毒舌は健在
こそ泥。脱獄したところを加納たちに救われ、同行。その後、加納に何かあると協力するように
大東流合気柔術の祖となる放浪の天才武術家。加納が武術の教えを乞う。そのおかげで、彼が金と知り合うきっかけとなる
土佐出身の開拓農民。ニシテと懇意の仲。彼を通して、加納と風間と知り合いになる
アイヌの猟師。脱獄した加納と風間をアイヌ人として匿ってくれる
福島出身の砂金掘り。旧二本松藩氏族。自分が大成するために身分を偽ろうと計画した風間によって殺される
製品名 | 王道の狗(1) |
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著者 | |
発売日 | 1998年06月06日 |
初出 | 『ミスターマガジン』1998年No.1~No.8掲載分を収録 |