「マンガ大賞2022」受賞をはじめ、各所で高い評価! 通も唸る『ダーウィン事変』を担当編集が語る
主人公・チャーリーは、半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」。さまざまな社会問題へ立ち向かうチャーリーを描く本作『ダーウィン事変』は見どころがたくさん。話題作の魅力を編集担当が語ります。
マンガ大賞受賞を記念して描き下ろしたイラスト ©Shun Umezawa/Kodansha
「アフタヌーン」連載中の『ダーウィン事変』が「マンガ大賞2022」の大賞を受賞しました。さらに、「このマンガがすごい!2022」オトコ編第10位、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞、「出版社コミック担当者が選んだおすすめコミック2022」第2位など、各所で高い評価を得ています。
主人公・チャーリーは、研究所で生まれた半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」です。ヒトではないが故に、差別の目や炎上に晒され、テロリストに目を付けられトラブルに巻き込まれていきます。家族や数少ない友人、そして自分を守るために、チャーリーはそれらの問題に立ち向かいます。
「チャーリーはなぜ生み出されたのか?」「テロリストの目的はなんなのか?」といった先が気になる展開や、超人的なアクションシーンといった見所がたくさん詰まっています。そして、チャーリーはヒトではないからこそ常識にとらわれず、読んでいてハッとする言動をします。チャーリーの言動を見て、自分の考えを見つめ直すというのもおもしろさの一つだと思います。
また、本作は第1話を「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」で提供しています。「これが『ダーウィン事変』という作品であること」を明示した上で、改変をせず、非営利目的の場合に限り、複製・拡散が可能です。詳しくは「アフタヌーン」公式ホームページをご参照ください。
ダーウィン事変(4) 著:うめざわ しゅん
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※弊社広報誌「News Clip」Vol.337よりの転載です。アフタヌーン編集部の担当がまとめました。