これからも誰かの大切な宝物をお届けする挑戦を。講談社の少女マンガ雑誌「なかよし」が創刊70周年を迎えました!
2024年の12月に70周年を迎え、今もヒット作を世に送り続けている講談社の少女マンガ雑誌「なかよし」。世代を超えて愛され続ける同誌の展望を、担当編集が語ります。
1954年12月発売の「なかよし」創刊号(画像左)。当時は絵物語、グラフ、マンガが中心。2024年12月発売の70周年記念号(画像右)。名作のメモが付録につき、大好評に。付録は創刊当初から続く同誌の伝統。
日本で最も古い歴史を持つ、少女マンガ雑誌「なかよし」は2024年12月に創刊70周年を迎えました。紙の雑誌のセールスが厳しくなってきている昨今ですが、いまも「なかよし」は、とても元気です!
累計400万部突破の伝説のミラクルファンタジー、待望の新シリーズとなる『しゅごキャラ! ジュエルジョーカー』
©️PEACH-PIT/講談社
2024年夏には「なかよし」9月号が完売、読者のみなさま全員にお届けできない事態がおこり、当該号を無料で電子公開しましたところ、かなりの反響をいただきました。『しゅごキャラ!』の新シリーズ『しゅごキャラ! ジュエルジョーカー』の連載が始まったことで大変大きなご注目をいただいたことが理由のひとつです。20年前に始まった作品ですが、現在まで変わらずファンの熱量が高く、日本のみならず海外でも大人気。この新シリーズが始まったことで、さらに国内外でグッズ展開も広がり大きな注目をいただいています。KCの新刊は2025年2月13日(木)に通常版&特装版が同時発売、作品のさらなる展開にご期待ください。
幼なじみ5人の恋を描いた『どうせ、恋してしまうんだ。』は、コロナを体験した若い世代への、作者からの応援歌でもある作品。
Ⓒ満井春香/講談社
また、現在アニメ放送中のさわやかな青春ラブストーリー『どうせ、恋してしまうんだ。』は、アニメ放送と同時に2025年2月6日(木)から東京、大阪で舞台計16公演。原作、キャストの人気もあいまってこちらも大変好評です。特に元"なかよしっ子"だったお母さんと一緒に、親子二世代で楽しんでくださっているファンの多い作品です。
子どもの頃好きだったものは、永遠に自分の人生の隣にある、素敵な宝物になる。変わる時代に変わらない大切なものをお届けできるよう、これからも挑戦を続けます。
※弊社広報誌「News Clip」Vol.365よりの転載です。女性コミック編集部の担当がまとめました。