『スキップとローファー』能登復興支援プロジェクト 復興の願いを込めて描かれた"前を向く"主人公

講談社「月刊アフタヌーン」にて好評連載中のマンガ『スキップとローファー』が第11巻発売日であり能登半島地震から約一年となる2024年12月23日(月)から2025年1月22日(水)まで、能登復興支援プロジェクト「スキップとローファーと能登」を実施しました。

本プロジェクトで公開された特設サイトメインビジュアル
©️高松美咲/講談社

特設サイトで作品第一話を「読んだ人数×100円」を石川県の義援金口座に寄付

本企画は、『スキップとローファー』の主人公・みつみの出身地が石川県・能登半島をモデルとしていることにちなみ、特設サイトを公開したものです。
同サイトでは、第3巻までを無料で公開し、読者が作品を通じて能登出身の主人公・みつみに親しみを持ち、能登とのつながりを感じてもらうことを目的として実施されました。

また、「月刊アフタヌーン」編集部は、特設サイトにて第1話を読んだ人数×100円を石川県の義援金口座へ寄付する取り組みも行いました。
※寄付金額の上限は1,000万円までとし、上限に達した後も、期間内であればマンガの閲覧は可能でした。
※閲覧者に寄付金のご負担は一切ありませんでした。

復興の願いを込めて描かれたのは、前を向く主人公・みつみ

2025年1月11日(土)時点で計10万人の方に参加いただき、上限額としていた1,000万円の寄付が確定。プロジェクト最終日までに10万7,000人が参加し、多くの人々と能登とのつながりを感じていただけるものとなりました。

2024年12月23日の朝日新聞朝刊に掲載された著者描き下ろしイラストを使用した15段広告デザイン

本プロジェクトの開始にあたっては、12月23日(月)付の朝日新聞朝刊にて告知広告を掲載。
広告には、主人公・みつみのイラスト(著者・高松美咲氏による描き下ろし)が使用されました。構図等の具体的な指定は行わず、「思う通りに描いてください」とのみお願いしたところ、前をしっかりと見据えるみつみの姿を描いた力強いイラストをお寄せいただきました。

また、本企画は同作の最新第11巻の発売時期にあわせて実施されたこともあり、全国の一部書店では、特設サイトと共通デザインのスタンプ風ミニカード(全4種)が無料配布されました。
さらに、富山県・石川県・福井県の北陸3県に所在する一部書店では、白紙のカードに実際にスタンプを押して持ち帰ることができる特別仕様となり、多くの反響を呼びました。

書店で配布されたミニカードデザイン

能登半島地震の発生を受け、著者との協議のもと、これまでも売上の一部を通じた寄付など継続的な支援を行ってきた『スキップとローファー』は、その一環として本プロジェクトを実施し、マンガと著者、出版社、書店、媒体、そして読者が一体となった被災地支援の取り組みとして、大きな注目を集めました。

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