「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる(6)
魔王軍を解雇され、人間の街で暮らす元四天王"屍蠍のカプソディア"は、 王子・ヴァーングッドのクーデターに加担して自らの保身を図ります。 しかし王子の真意は、魔族をダシに玉座に近づき、魔族は皆殺しにするというろくでもないものでした。 それを見抜いた"奴"は計画を挫いて魔族を救い、シャロンとパフィミアに後を押し付けて逃亡を開始します。 ネタバレですけれど当然逃げ切れるわけもなく、奴は新たな厄介事を抱える羽目に陥ります。 今巻より新章開幕ですが、奴の穏やかなセカンドライフは、いつ叶うのでしょうか?